2005年05月12日

魔女〜パルプンテ〜

◆7不思議ミッションU〜戦慄のパルプンテな魔女〜◆

世の中で恐いと言われているもの。
地震、雷、火事、親父。
しかし、僕は違う。
魔女だ!!!!

奴と初めて出会ったのはもう5年ほど前だろうか?
某コンビニ店でバイトをしていた頃だった。
最初に気になったのは、その奇抜なファッションだ。
ダッフルコート。
それ自体は普通だろう。
しかし、その色はまるで魔女が創り出す魔法薬のような…
いや、あるいはピッコロ大魔王の体に流れる血のような緑色…
黄緑色よりも黄緑な色だった。
こんなん売ってんのか?
そのコートを着てフードを深く被り、漆黒のサングラスをかけていたのを見て魔女だ…
そう思ったのが第一印象だ。

奴は不審な動きをするのが得意だ。
ある時は、スカした顔して店に来て、超早歩きで店内をまわり、レジの前にある試食コーナーで食べて、店を出る。
1分後、再来店。
また店内をまわり試食を食べて店を出る。
1分後、再来店。
・・・・・・・・
お腹いっぱいになるまでエンドレスだ!!

またある時は、店の外を掃除してると、コツコツコツ…と足音させながら近づいてくる。
その歩き方はまるでパリジェンヌやトップモデルのような動きだ。
僕の前に来ると、クルッとターンして直視。
3秒後、顔をプイッと向きを変え歩き出す。
得意のひとりファッションショーだ。
僕は数え切れないほどターンされた…

そしてまたある時は、急に入口でガッシャァーン!!という爆音を轟かせる。
何事かと見るとドアに張り付いている。
更によく見るとローラースケートを履いている。
それくらいなら外人さんなんかでも履いて来たことがあったが、奴は甘くない。
ヘルメット、ヒジ・ヒザにプロテクター…すなわち完全武装だ。
そして店内をガッシャンガッシャンしながら買物をする。
たまに夜明け頃になると外の道路を光ゲンジのように走りまわっている。
カーブ時は全盛期のスケーター橋本聖子を彷彿させるような低空姿勢で曲がっている。
奴は何者??

そして、ある日…
声をかけられた!!

ねぇねぇ、お腹すいてるの〜でもお金ないの〜賞味期限切れてるやつでいいの〜お腹すいてるの〜
すいません、そういうのはできないんです。
なんでもいいの〜お腹すいてるの〜
すいません。
どうしてもダメ?じゃあ携帯教えて♪
・・・・・・・・・・
携帯?なんで携帯??
新手な逆ナン?
まさか…
・・・・・・・・・・
僕にメシ食わしてもらおうとーー!!!!

冗談じゃねえぞ!
なんの魔法かける気だ!?
ザキか!?ラリホーか!?わかったパルプンテだな!!←全てドラクエワールド
僕はキレ顔ですいません、そういうのもできないんです。
と、睨み、おでん汁をたらふく飲ませてやったのだった…

後日談…居酒屋でひとり酒を飲んでると奴は相席して勝手に飲み食いするらしい…
posted by H×S at 02:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 続かないシリーズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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