2005年08月07日

エレファント

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【エレファント】
監督/ガス・ヴァン・サント
脚本/ガス・ヴァン・サント
主演/アレックス・フロスト、エリック・デューレン、ジョン・ロビンソン

この映画はある普通の高校の一日です。
学校を遅刻する者、授業をさぼる者、クラブしている者、そんな普通の高校生達の日常的なことが大部分を占めています。
しかも特定人物的な役が取り上げられてない。
つまり、こいつが主演だというのがいないんです。
だから感情移入することは難しいし、あらすじも知らない人が見ればこの映画何がしたいんだ?というふうになるんじゃないかと思います。
でも、それは布石なんですね。

ほとんどの人が一度は耳にしたことがあると思います。
高校生銃乱射事件、コロンバイン高校を血の海に変えたあの事件です。
ドキュメンタリーだと「ボーリングフォーコロンバイン」なんて映画もありました。
その事件を題材にし、監督が書き上げたのがこの作品です。
ほぼ全ての出演者が実名で、ほぼ全てが当時高校生。
与えられたセリフもなく、ほとんどがアドリブで成り立っている作品。
普通の日常的な高校生活。
ただ違ったのは乱射事件が起きたこと。

この映画は考えさせられます。
いつどこでこんな事が起きても不思議ではないからです。
誰が正義、誰が悪でもない、普通に起こってしまう。
犯人は普通の高校生。
苛められてた被害者でもある。
そんな人間が起こす大量殺戮。

面白いとかじゃなく、僕達はこの作品を見て何かを感じなければいけないんじゃないかとまで思ってしまいました。
一度見ることをお勧めします。
ちなみにカンヌ映画祭でパルムドールと監督賞のニ冠に輝いた作品です。
posted by H×S at 14:36| Comment(0) | TrackBack(0) | ネタ切れじゃないやい | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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